マルセイユタロット「恋人」の旅~迷って決められない私のエピソード~

こんにちは、BELLHARPの音琴えこです。

今日は、タロットカードの世界をちょっとだけ旅してみましょう。
今回は『恋人』の世界へご案内します。

恋人のカードと聞くと、恋愛のイメージが強いかもしれません。
でも、このカードが示すのは単なる恋愛という意味ではありません。
マルセイユ版の絵には、真ん中に若い男性がいて、右と左から二人の女性に声をかけられています。
そこへ、上からキューピットが矢を構えています。
「キューピットの矢」とは、射た者に激しい恋心を抱かせる、つまり『理屈じゃなく、情熱が方向を定める』『どちらが正しいとか論理的ではなく、“どちらに心が向くか”』がカードのメッセージになっています。

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来年の手帳が決められない私のエピソード

今年も残すところあと1か月。
来年の手帳もたくさん発売されていますね。
皆様はもうお決まりですか?
私はなかなか決められませんでした。

手帳選びって、見た目のデザインだけでなく、サイズや書きやすさなど考える要素がたくさんあるんです。
手帳を目的別に分けようか、それとも1冊にまとめて一元化しようか…とか考えたらキリがない。
いろいろ考えるうちに、頭の中がこんがらがってしまいました。

――どうしよっかなぁ。と迷ったときにはタロットを引くようにしています。
タロットでどうすればいいかを見るのではなく、心の整理がつくからです。

出てきたのは、マルセイユタロットの 「6.恋人」

恋人のカードで描かれているキューピットの矢は、“心が自然と決まる瞬間” を象徴しています。

迷っているときって、頭で考えても答えが出ないもの。
でも、ある時ふと“こっちがいいな”って気持ちが動く瞬間が来る。
その本心の衝動を、キューピッドの矢として描いているんです。

つまり、恋人のカードは
『いずれ心が決まるから大丈夫。自分の気持ちをよく聞いてね』
というメッセージなんです。

私の手帳選びがまさにその状態だったんですが、
このカードが、「迷う時間も悪くない」と気づかせてくれました。
現代人は「決断を早くしないといけない。迷うことはよくないこと。」
と焦ってしまうことがよくあります。

もし今、あなたにも迷っていることがあったら、
焦らずに、その“心が動き出す瞬間”をゆっくり待ってみてください。
その中で、自分の本心がだんだん育っていき、決まる瞬間はいずれちゃんと訪れます。
と、このカードは伝えてくれているのではないでしょうか。

今日は、そんな「恋人」のカードの世界を旅してみました。
では、また次のエピソードでお会いしましょう。
最後までお読みくださって、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

占いや言葉、日々の気づきを通して「心と向き合う時間」を綴っています。
タロットやルノルマンが教えてくれるのは、未来よりも「自分の本音」。
言葉を通して、心の景色を少しずつ描いています。

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