タロット「女教皇」の旅~ある就職活動中の女性の内定エピソード~

こんにちは、BELLHARPの水琴(みこと)です。

今日は、タロットカードの世界をちょっとだけ旅してみましょう。
今回は『女教皇』の世界へご案内します。

たとえば、こんな経験はありませんか?
理由は分からないけれど、初めて会った人に対して「なんとなくこの人、苦手だな」と感じてしまうこと。
逆に、今日初めて会った人に「一目惚れ」してしまったこと。

あとから考えてみても、特に明確な理由は出てこない。
見た目も、言葉も、態度も、特に問題はない。
でも、心のどこかが「うん、なんか違う」とか「何故か惹かれる」と言っている。

そんなとき、あなたの中で静かに目を開けているのが、「女教皇」という存在かもしれません。

女教皇は、タロットの本では「知識や学問、直感、沈黙、内なる真実を象徴している」と書かれています。
それは、表面的な知識や数字のデータではなくて、「理由は自分でもよくわからないけど、確かにそこにある」
自分の奥にある本当の声と言えます。

目次

就職活動中の女性の内定エピソード

ある就職活動中の女性が「内定を承諾したほうがいいですか?」
という相談に来たことがあります。
彼女はいくつか面接を受けた中で、ある大手企業から内定をもらったそうです。

世間的に見れば、申し分ない条件。
待遇も良くて、ネームバリューもあるし、家族も友達も口をそろえて「絶対そこに行ったほうがいい」と言ったそうです。

彼女自身もそう思います。
でも、心のどこかが、ずっとザワザワしていたそうです。
「なんで?悪いところなんて何もないのに」って、自分でも不思議だったそうです。
そこで内定を承諾するか辞退して就職活動を続けるか相談に来ました。

その時引いたカードが「女教皇」。
「これは、理屈じゃなくて、“心がどう感じているか”を大切にして、っていうカードだよ」と伝えました。
他人の意見や条件じゃなくて、“なんとなくイヤ”というその感覚こそが、今のあなたの真実ではないですか

もしこのカードが「女教皇」ではなく「正義」のカードが出たなら、「それは“心”ではなく“頭”で考えてみて」というメッセージになります。女教皇とは真逆に感情に流されず、物事を冷静に見極めるカードだからです。

この真逆のカードのことも伝えるとスッキリした表情で納得されていました。

普段私たちは頭で考えて判断することが多いですが、時にはちょっと立ち止まって、「心で感じるあなたの本当の声」に耳を傾けるのも大切かもしれません。

今日は、そんなタロットカード「女教皇」のお話でした。
では、また次のエピソードでお会いしましょう。
最後までお読みくださって、ありがとうございました。




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この記事を書いた人

占いや言葉、日々の気づきを通して「心と向き合う時間」を綴っています。
タロットやルノルマンが教えてくれるのは、未来よりも「自分の本音」。
言葉を通して、心の景色を少しずつ描いています。

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